こんにちは。ナマケモノです。
突然ですが、あなたは泣き虫ですか?
私は泣き虫です。
それはもう、ちょっと怒られただけで泣き出してしまう程の大泣き虫です。
泣き虫でない人からしたら「なんでそんなことで泣くの?」と思ってしまうような理由で、泣いてしまいます。
私は職場で上司に怒られて泣き、周りを困らせてしまったことがあります。
周りに迷惑をかけてはいけないと思い、何度もこの泣き虫を克服しようとしましたが、できませんでした。
ということで視点を変えて、私が変わるのではなく、皆様に「泣き虫の取り扱い」をマスターして頂くことにしました!
身勝手な話ですが、どうぞよろしくお願いします。
こんなあなたへ
- 職場に泣き虫な部下がいて困っている人
- 泣き虫なパートナーを理解できない人

ただし「私だったらこうして欲しい」ということを書くので、同じ泣き虫でも通用しない場合があるかもしれません。
これじゃただの、私のトリセツですね…
泣き虫の取り扱い

私が考える、泣き虫を取り扱うポイントは3つです。
泣き虫を取り扱うポイント
- 気づかないふりをする
- ひとりで泣かせておく
- 泣いてる理由を聞くのは後で
①気づかないふりをする
泣き虫は、自分が泣き虫であることを恥ずかしく思っています。
泣きたくて泣いているのではなく、我慢して我慢して、それでも抑えきれなくて泣いているのです。
つまり「泣いている姿を人に見られたくない」ということ。
もしもあなたの周りの泣き虫が泣きそうになっていて、あなたがそれに気づいたとしても、「あれ?どうしたの?」などと声をかけないでください。
その泣き虫は今、必死にバレないように涙をこらえようと頑張っているのです。
そこに声をかけるということは、その努力を無駄にするということです。
あなたが本当に泣き虫のためを思うのであれば、泣きそうになっていることに気づかないふりをしましょう。

私は泣いていない。私は泣いていない。私は泣いていない…
②ひとりで泣かせておく
気づかないふりをしていたにも関わらず、思いっきり泣き出してしまった。
そんな時は、泣き虫を人がいない場所へ連れていき、ひとりで思う存分泣かせてあげましょう。
どこが痛い訳でもなく涙がでてしまうのは、精神的ストレスが溜まっているからです。
泣くことによって体の中からストレスを排出できるので、思いっきり泣けばスッキリします。
溜まっていたストレスの量によっては、泣き止むのにかなりの時間がかかることもあります。
それでも気長に待ってあげましょう。
「もうそろそろ泣き止んでよ…」と思っても、口に出さないように気をつけてください。
本人も泣き止もうと頑張っているはずなので、「泣き止んで」と言われると余計に焦ってしまい逆効果です。
また先ほどと同様、「泣いているところを見られたくない」と思っているので、人の目につかない場所を確保してあげると完璧です。

どうしよう。またみんなに変な人って思われてるよ。
早く泣き止まないと…でもやっぱダメだ~。゚(゚´Д`゚)゚。
③泣いてる理由を聞くのは後で
私が泣いてる時に必ず言われる言葉は「どうして泣いてるの?」です。
心配した人がかけてくれる、優しい言葉ですね。
でも実はこれも、逆効果です。
なぜなら、泣いている理由は本人にも分からない場合があるからです。
毎回ではないのですが、たまに「なんで私は泣いてるんだろう…?」と分からないことがあります。
そして泣き止んだ後で、自分が泣いていた理由を考え、「もしかしたらこれが原因で泣いていたのかもしれない」と気づきます。
まだ自分でも理由が分かっていない段階で「どうしたの?」と聞かれても、何も答えられません。
「分からない」と答えてられても「泣いているのだから、何もないわけないでしょ?」と聞き返したくなるかもしれませんが、そっとしておいてあげて下さい。
本当に分からないのです。
泣いている時は何も声をかけなくていいので、泣き止んで落ち着いてから、理由を聞いてあげて下さい。
もしくは一緒に理由を考えてあげて下さい。
とっても喜ぶと思います。

私はなんで泣いていたんだ…?
え?一緒に考えてくれるの?!
ありがと~。゚(゚´Д`゚)゚。
ちなみに昔、ホンマでっか!TVで「男は感情が先で涙が後、女は涙が先で感情が後にくる」と聞いたことがあります。
私はこれを聞いて、めっちゃ当てはまってる~って思いました。
泣くのは悪いことではない

泣き虫は克服しなくていい
以上が、私の考えた「泣き虫の取り扱い説明書」でした。
泣き虫の生態が少しは理解できましたか?
めんどくさいと思いましたか?
私は、めんどくさいと思います。
だから今まで、泣き虫を克服しようと頑張ってきました。
それでも克服することはできず、挙句の果てに、ストレスによる「適応障害」と診断されてしまったこともあります。
私はずっと、泣き虫なのは悪いことだと思っていたのですが、適応障害と診断された時にお世話になったカウンセラーとの出会いで、その考えが覆されました。
カウンセラーの方に「どうしたら泣き虫を克服できるでしょうか?」と相談したところ、はっはっはっと笑われたのです。
真剣に相談しているのに、笑われたのです。
そして一言「泣き虫でもいいじゃない。それがあなたでしょ?」と。

ああそうか、私は泣き虫でもいいんだ。
その時私は初めて、私が泣き虫であることを受け入れることができたのです。
泣き虫であることを受け入れよう
私が泣き虫なのは私の性格で、全てが治さなければいけない病気ではないのだと思いました。
自分の泣き虫を受け入れられるようになってから、すっと気持ちが軽くなって、泣く回数が減りました。
泣いてはいけないというプレッシャーが、余計に私の泣き虫を加速させていたのです。
もしも私と同じように泣き虫で悩んでいるのであれば、一度自分の泣き虫を受け入れてみてはいかがでしょうか?
世の中にはいろんな人間がいるのですから、泣き虫な人間がいたって良いと思います。
みんながお互いの違いを認めあって、みんなが生きていきやすい世界になってほしいと、私は願っています。
話がそれましたが、最後までお読みくださりありがとうございました。
おしまい。
コメント