- ダイエットしてもリバウンドしてしまうのはなぜだろう?
- 今よりもう少し細ければなあ・・・
- リバウンドしないで痩せるにはどうしたらいいだろう?
と、悩んでいる方へ。
この記事を読むと、
- ダイエットがリバウンドしやすい理由が分かります。
- 痩せたいという悩みを根本から解決します。
- リバウンドしにくい方法のヒントが分かります。
この記事を書いている私【ナマケモノ】は管理栄養士です。
大学でダイエットについて考える機会がありました。
私自身、学生の頃は「少しでも痩せてきれいに見られたい」と思っていました。
実際にダイエットしてリバウンドした経験もあります。
しかし、今ではダイエットで悩むことはありません。(ダイエットをやめたから)
今現在、ダイエットで困っている方の助けになればと思います。
でも、先に結論言います。
やっぱり、ダイエットって、結構難しいです(笑)
ダイエットがリバウンドしやすい理由3つ
食べる量を減らすダイエットは、リバウンドしやすいです。
理由は3つあります。
- 食べる量を減らすと、体が命の危機を感じ、食べる量を増やすから。
- 理想の体重に、現実の体重が追い付かないから。
- 食べないようにしよう!とすればするほど食べてしまうから。
です。
順番に解説します。
食べる量を減らすと、体が命の危機を感じ、食べる量を増やすから。
これは分かりやすいと思います。
ダイエットしているとお腹がすきますよね。
これは、軽い飢餓状態になっているからです。
そして一度食べだしてしまうと、リミッターが外れ、体の欲するままに食べ過ぎてしまいます。
理想の体重に、現実の体重が追い付かないから。
例えば、「今より5キロやせるぞ!」という目標を立てたとします。
しかし、ダイエットを始めても、すぐに体重が減る訳ではありません。
理想と現実のギャップに耐えられなくなり、そのギャップを埋めようとするため、目標を下げます。
結果、食べ過ぎてしまいます。
食べないようにしよう!とすればするほど食べてしまうから。
「食べ物のことを考えるな!」と言われれば、ほとんどの人は食べ物のことを考えます。
禁止されればされるほど、食べ物のことが頭に浮かび、やっぱり食べてしまいます。
そもそも痩せる必要がない理由2つ
痩せたいと思っている人の中には、痩せなくていい人もいます。
理由は2つあります。
- そもそも太っていないから。
- リバウンドを繰り返すことで、より太りやすくなるから。
です。
それぞれ説明します。
そもそも太っていないから。
そのままです。
痩せたいと言っている人の中には、そもそも太っていない人もいます。
近年、「痩せている人が魅力的である」と考える人が多いですね。
最近は、その考えの人も減ってきているように感じますが、それでも痩せたいと思っている人は多いです。
現に、平成30年の国民健康・栄養調査では、「15~19歳女性の30.1%がやせ過ぎ」という結果がでています。
にもかかわらず、「痩せたい。ダイエットしたい。」と言っている中高生はとても多いです。
自分は本当にダイエットが必要なのか、一度考え直してみましょう。
その時に便利なのがBMIです。
※BMI = 体重kg ÷ (身長m)2
18.5未満「やせ」、18.5以上25未満「普通」、25以上「肥満」
BMIが全てではありませんが、一つの基準になります。
自分はどこに位置するのか、確認してみて下さい。
リバウンドを繰り返すと、より太りやすくなるから。
食べずに痩せる
→筋肉量が減る
→我慢できずに食べる
→元の体重に戻る(脂肪がつく)
→体重は以前と変わらなくても、筋肉の割合は低下している
→太りやすい体質になる(基礎代謝が下がる)
です。
これを繰り返すと、ダイエット前より太りやすい体に・・・
ダイエットを続けられる自信がないのであれば、無理に減らすよりも、今の体重をキープすることを
目標にする方がいいのかもしれません。
リバウンドしにくいダイエットのポイント3つ
結論、ダイエットは、結構難しいです。
理由は「リバウンドしてしまう理由」でお話しした通りです。
たとえ、一時的にダイエットに成功しても、数年後には元の体重に戻る人がほとんどです。
「じゃあ、肥満の人はどうすればいいの?」
「肥満の人も、そのままで大丈夫?」
という疑問が生まれます。
確かに肥満は、様々な病気のリスクになるので、痩せることが望ましいです。
しかし、ダイエットとリバウンドを繰り返すと、より病気になるリスクを上げてしまいます。
リバウンドしないよう、無理せず続けられることが大切です。
そこで、ダイエットのポイントを3つ考えました。
無理な目標を立てない。
短期間で痩せる目標を立てるのはやめましょう。
月単位ではなく、年単位で目標を設定するのがおすすめです。
食べたくないものを視野に入れない。
ついついお菓子を食べてしまう場合は、「目の前にお菓子があるから食べてしまった」ということが
とんどです。
・家にお菓子の買い置きをしない。
・コンビニや飲食店など、食べ物の誘惑が多い場所には近づかない。
などして、食べたくないものを視界からなくしましょう。
食べたくなったら、別のことをしてみる。
食べたいという欲求を、別の行動に置き換えることで、気が紛れることもあります。
・食べたくなったら歯磨きをする。
・食べたくなったら軽い運動をする。
などを試してみましょう。
私自身、食べたくなった時に歯磨きをして気が紛れた経験があるので、おすすめです。
番外編:ダイエットを諦め、適度な運動で、生活習慣病のリスクを下げる。
ダイエットには、食べる量を減らす方法以外に、運動して痩せる方法もあると思います。
しかし、運動で体重を減らすことは難しいです。
なぜなら、運動した後はお腹がすいて、たくさん食べてしまうからです。
「それじゃあ、運動しても意味がないのか?」というと、そうではありません。
適度な運動により、生活習慣病のリスクを下げることができます。
- 朝の散歩
- ラジオ体操
- エスカレーターより階段を使う。
など自分に続けられる方法でなんでもOK
おわり
「ダイエットは難しい」という、分かり切った答えですみません。
しかし、「軽い気持ちで、ダイエットとリバウンドを繰り返している人がいる」というのも事実です。
リバウンドを繰り返すことで、生活習慣病のリスクが上がる怖さを、もっと知ってほしいです。
とはいえ、ダイエットをした方がいい人もいると思います。
その場合は、無理せず続けられる方法で、徐々に減らしていくことが大切です。
- 本当に痩せる必要があるのか。
- ダイエットの目標は、無理な目標になっていないか。
この2点だけでも、一度振り返ってみて欲しいと思います。
堅苦しい内容になりましたが、まじめに考えてみました。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
以上。
おしまい。
コメント