
独学でFP3級の勉強を始めたけど、知らない用語が多すぎるよ!やっぱりお金の知識がない僕は、合格できないのかな…?
こんにちは、ナマケモノです。
私はお金の知識が全くなく「このままではヤバイ」と思い、FP3級を取得することにしました。来月の試験に向け、子育ての合間を縫って勉強していす。
そこで今日は、私がお金の勉強をして学んだ「知らなきゃヤバイ言葉の違い」をお伝えします。
こんなあなたへ
- 独学でFP3級の勉強を始めたけど、難しい用語が多くて分からない。
- お金の知識がなく、FP3級に合格できる自信がない。
知らなきゃヤバイ言葉の違い3選

これからFP3級を勉強する人は、次の3つの違いをしっかり理解しましょう。
- 収入と所得
- 所得控除と税額控除
- 利率と利回り

私はこの3つの違いをあいまいに理解していたから、勉強の途中で混乱してしまったよ。
①収入と所得
収入と所得の違いは「必要経費を引く前か、後か」です。必要経費を引く前を「収入」、必要経費を引いた後を「所得」といいます。
所得=収入ー必要経費
必要経費とは、収入を得るためにかかった費用のことです。
会社員の給与所得は、必要経費を計算するのが難しいので、代わりに「給与所得控除額」というものが引かれます。
給与所得=収入金額ー給与所得控除額

そもそも何のために所得を計算するの?

所得を計算することで、所得税を求めることができるよ。所得金額に税率をかけて、所得税を計算するんだ。

そっか。必要経費を引かなかったら、その分たくさん税金をとられちゃうんだね。
②所得控除と税額控除
「収入と所得の違い」が分かれば、「所得控除と税額控除の違い」も理解できるはずです。
所得控除は、所得が控除されます。税額控除は、税額が控除されます。

ちょっと待って。控除ってなに?

控除は「一定の金額を差し引く」という意味だよ。だから税金をいくらか免除してくれるってこと。
つまり実際に免除される税金額は、所得控除額に税率をかけた金額です。所得控除の金額が、そのまま免除されるわけではありません。
税額控除は、そのままの金額の税金が免除されます。

育休中、夫の年末調整で配偶者控除の適応を受けたときに「控除額38万円?!38万円もお得になるの?!やったー!!」とか思ったのは内緒。
③利率と利回り
ここまでは「税金」の話をしてきましたが、次は「資産運用」の話をします。
- 利率・・・1年間で利息が元金に対して何パーセント増えるか。
- 利回り・・・最終的な収益が元金に対して何パーセント増えるか。

利息と収益…どっちも同じような気がするけど?

利息と収益は同じじゃないよ。たとえば収益には、「値上がり分の利益」も含まれるよ。
収益には、「値上がり分の利益」も含まれます。たとえば100万円の債券を買って、104万円で売却すれば4万円の利益がでます。その4万円も収益に含めて、利回りが計算されます。
日本証券業協会HPに分かりやすい図があるので、確認してみてください。
- 収入と所得の違いは「必要経費」を引く前か後か。
- 所得控除は「所得」が控除される。税額控除は「税額」が控除される。
- 利率は、1年間で「利息」が元金に対して何パーセント増えるか。利回りは、最終的な「収益」が元金に対して何パーセント増えるか。
以上、「知らなきゃヤバイ言葉の違い3選」でした。
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