こんにちはナマケモノです。
今日は「見やすいブログの書き方」についてお話しします。
こんなあなたへ
- 見やすいブログの書き方が知りたいな
- 完読される文章が書きたいな
私のブログを読んで下さった方から、「シンプルで読みやすいですね」「最後までサラッと読めました」などのお声を頂くことが増えました。
私は長文を読むのが苦手です。子供の頃は本を読むのを毛嫌いしていました。

活字が読めない現代っ子だよ。文法間違いが多々あるかもしれないけど、許してね。
だからこそ「長文を読むのが苦手な人でも読める文章」を無意識に目指しているのだと思います。
ブログを始めて3か月。まだまだ下手な文章ですが、少しでも誰かの参考になれば嬉しいです。
見やすいブログの書き方

「構成を工夫する方法」と「視覚的に見やすくする方法」の2つに分けて説明します。
構成を工夫する
構成を工夫する方法を3つ紹介します。
- 見出しを先につくる
- 情報を削る
- 一文を短くする
①見出しを先につくる
ブログを書くときは、先に見出しを完成させましょう。理由は「話が脱線するのを防ぐため」です。
例えば、こんな経験はありませんか?
話が脱線してしまった例
「昨日動物園に行ったらナマケモノがいてさー、超怠けてたわ。ナマケモノって本当に動かないんだねー。ずっと木にぶら下がってたよ。可愛かったなー。
ナマケモノといえば、最近Twitterにナマケモノってやつがいてさ。あいつナマケモノって名前のくせに、全然可愛くないの。なんかブログやってるらしいんだけど、内容もいま一つだし…
あ、で動物園のナマケモノなんだけどさー。動くまでずっと見張ってよう思ってね…」
「動物園のナマケモノの話」→「Twitterのナマケモノの話」→「動物園のナマケモノの話」と、話の内容が行ったり来たりしていますよね。

で、何の話をしてたんだっけ?
と混乱してしまいます。
「動物園のナマケモノの話」と「Twitterのナマケモノの話」を両方するのであれば、次のように見出しを作ってから話しましょう。
見出し①動物園のナマケモノの話
昨日動物園でナマケモノを見たんだけど、超怠けてたよ。ナマケモノって本当に動かないんだね。ずっと木にぶら下がってたよ。可愛かったな。でもナマケモノが動くのを一目見たくて、1時間くらい粘ったんだけど、やっぱり動かなかったわ~。
見出し②Twitterのナマケモノの話
ナマケモノといえば、最近Twitterにナマケモノってやつがいるんだ。あいつナマケモノって名前のくせに、全然可愛くないの。なんかブログやってるらしいんだけど、内容もいま一つだったよ。
先に見出しを作ることで、話がごちゃ混ぜになるのを防げます。
②情報を削る
書きたい情報をすべて書き出したら、いらない情報を削る作業をしましょう。人はそんなに、多くの情報を一度に処理できません。
どうしても情報をたくさん詰め込んでしまう人は「もしも自分の死に際に、この記事の内容を伝えるとしたら何をしゃべるか」を想像してみてください。
例えば「見やすいブログの書き方【WordPress】」という記事の内容を、死に際に伝えるとして

この記事は「見やすいブログの書き方【WordPress】」について書いているよ。WordPress(ワードプレス)とは、オープンソースのブログソフトウェアのことで、PHPで開発されており、データベース管理システムとして…チーン…南無。
なんてWordPressの説明からしていては、時間が足りませんよね?
制限時間があれば、不要な情報を省くことができます。
③一文を短くする
一文を短くしましょう。一文が長いと、主語と述語を見失いやすくなってしまいます。
例えばこんな文章です↓
借地借家法の規定では、定期建物賃貸借契約(定期借家契約)において、貸主に正当の事由があると認められる場合でなければ、貸主は、借主からの契約の更新の請求を拒むことができないとされている。
FP3級 学科試験 2020年9月

最近FP3級の勉強をしていて「問題文って読みにく!」と思ったので、例に挙げてみたよ。
主語を述語を見つけにくいですよね?そこで、2つの文に分けて書いてみます。
定期建物賃貸借契約において、貸主は借主からの契約更新の請求を拒むことができない。
ただし、貸主に正当の事由があると認められる場合を除く。
あなたが読みやすい文章はどちらですか?
視覚的に見やすくする
視覚的に見やすくする方法を3つ紹介します。
- マーカーを引きすぎない
- 単語の区切りが分かるようにする
- 強調したい単語を文頭にする
マーカーを引きすぎない
マーカーを引きすぎると、どこが本当に大切な言葉なのか分からなくなります。たとえば教科書がマーカーだらけで、どこを見たらいいか分からなくなったことはありませんか?
マーカーに限らず、太文字や赤文字も、多用しすぎないようにしましょう。

私のブログも、開設当初の記事はマーカーだらけで読みにくいよ。絶対に見ないでね!絶対に!
単語の区切りが分かるように
単語の区切りが分かりづらいと、とても読みにくくなります。
次の文をご覧下さい。
なまけものはとても寒がりなので布団から抜け出す事が出来ない。
読みづらいですね。まずは読点をつけてみましょう。
なまけものはとても寒がりなので、布団から抜け出す事が出来ない。
少し読みやすくなりましたね。次にひらがな・カタカナ・漢字の割合を変えてみましょう。
ナマケモノは寒がりなので、布団から抜け出すことができない。
かなり読みやすくなったと思います。
強調したい単語を文頭にする
強調したい単語は、文頭に持ってきましょう。
次の文をご覧ください。どちらも同じ内容ですが、「サンタさん」という言葉が目立つのはどちらでしょう?
- 12月24日の夜にサンタさんはプレゼントを配る。
- サンタさんは12月24日の夜にプレゼントを配る。
「サンタさん」が文頭にある方が、パッと目につきますよね。
参考文献

私は『新しい文章力の教室』という本を参考に、ブログを書いています。

文章を最後まで読んでもらうにはどうしたらいいんだろう…?
せっかく頑張って書いた文章が、最後まで読まれなかったら悲しいですよね。この『新しい文章力の教室』は、「完読」される文章の書き方を教えてくれます。
「完読」される文章を書きたい人は、是非チェックしてみて下さい。
以上、「見やすいブログの書き方」についてお話ししました!
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